ユニスワップ UNI
ウォレットをつなぎ、2つのトークンを選んでスワップ。それだけでいい。
🎭 アプリストアじゃなくウェブサイトで出会える、魔法使いユニコーン。アカウント登録も、パスワードも不要。ウォレットがあなたの「アカウント」で、承認した瞬間に交換が完了する。
💬 「アカウントは要らない。ウォレットをつないで、2つのトークンを教えてくれれば、その場で値段を出すよ。タップする前に何をもらえるか全部見えてる。✨🦄」
- 使う感覚は「会社のサービス」じゃなく「ウェブサイト」に近い。ウォレットをつなぐだけでスワップできて、登録も不要、コインを誰かに預けることもない。
- 提示される価格は、売り手と買い手の交渉ではなく、共有トークンプールと数学の式(x·y=k)が決めている。
- UNIトークンを持っても手数料が安くなるわけではない。あくまで取引所の運営に参加する「投票券」だ。
📖 The Story
ユニスワップを開いても、ログイン画面は出てこない。「ウォレットを接続する」をクリックし、ポップアップを承認すれば、もうそれだけで入れる。使いたいトークンと受け取りたいトークンを選ぶと、ページが即座にレートを表示する。スワップをタップし、ウォレットで確認し、イーサリアムが処理するのを数秒待てば、新しいトークンが最初から使っていたウォレットに届く。その間、誰もあなたのコインを預かっていなかった。この一連の流れを2018年11月2日にイーサリアムのメインネットに解き放ったのがヘイデン・アダムスだ。機械工学のエンジニアだった彼はある日レイオフされ、友人のひと言がきっかけで独学でコーディングを学び、ヴィタリック・ブテリンのブログ記事を読んでこのプロトコルを作り上げた。
初心者がよく驚くのが、「価格は他のトレーダーから来ていない」という事実だ。価格は「壺」から来ている。2つのトークンが共有プールに入っており、ルールはシンプル──その2つの数量を掛け合わせた値が常に一定(x·y=k)であること。だから欲しい側をたくさん買えば買うほど、その壺の中の量が減り、1枚ごとの値段が少しずつ高くなる。大きくて深いプールではほとんど気にならないが、薄いプールだと自分の取引で価格が目に見えて動いてしまう。これが「スリッページ」と呼ばれるもので、ユニスワップは承認前にその数字をちゃんと見せてくれる。
2020年9月より前に一度でも使ったことがあるなら、思いがけないプレゼントが届いた。ユニスワップは自身の履歴をさかのぼり、過去にスワップを行ったすべてのウォレットに無料で400 UNIを配ったのだ。数ヶ月前にガス代を数ドル払っただけの人たちが、目が覚めたら数千ドル相当のトークンを持っていた。今日UNIを持つ意味は主に「投票」だ──プロトコルの運営方針を決める投票に参加できる。2025年末には、手数料でUNIを買い戻して焼却(バーン)するという決定も下された。スワップが安くなるわけではない。
📊 ステータス
🧩 どう動く?
人々がトークンAとトークンBを1つのプール(壺)にまとめて入れておく。このトークンを提供する人を流動性プロバイダー(LP)と呼び、その見返りとして取引手数料の一部を受け取る。誰かがAをBに交換したいとき、注文板で相手を待つ必要はなく、プールに直接スワップする。価格は「2つの数量を掛け合わせた値が常に一定(x·y=k)」になるよう自動的に決まる。Aをたくさん買えば買うほど、プール内のAが減り、その値段が上がっていく。
🌗 Light & Shadow
- アカウント不要、KYC不要、誰かにコインを預けることもない。ウォレットがログインで、ずっと自分でコインを管理できる
- 1時間前に上場したばかりのトークンでも取引できる。誰かがプールを作れば、大手取引所に上場する前からスワップ可能だ
- 取引するだけじゃなく稼ぎたいなら、2つのトークンを流動性プロバイダー(LP)としてプールに入れれば、みんなのスワップ手数料の一部を受け取れる (このAMMのしくみは今や業界中に広まっている)
- スワップのたびに取引のほかにイーサリアムのガス代がかかる。ネットワークが空いているときは安いが、混雑時には少額スワップでも手数料の方が高くついてしまうことも
- どんなトークンでも上場できる自由は裏目にも出る。詐欺トークンや偽コピーが本物と同じ検索画面に並ぶので、コントラクトアドレスは自分で確認するしかない
- LPになるのはタダじゃない。2つのトークン価格が大きくずれると、ただ持ち続けていたよりも損する場合がある。「インパーマネントロス(非永続的損失)」と呼ばれる、初心者にはわかりにくい現象だ
- UNI自体に発行上限がない (4年目以降は年約2%のインフレが予定されていたが、2025年に手数料ベースのバーンが可決され、使われるほど供給が減る仕組みも加わった)
🧬 進化の系譜
ユニスワップは他のコインをフォークしたわけでも、兄弟コインがあるわけでもない。イーサリアムの上で動く独自のプロトコルで、いわばイーサリアムが「親」。逆にスシスワップなど、ユニスワップのコードをフォークした取引所が「子供」にあたる。
🧭 Meet other friends
❓ よくある質問
- ユニスワップって何ですか?
- イーサリアム上で動く「分散型取引所(DEX)」です。会社も注文板も介さず、みんなが持ち寄ったトークンのプールから自動で価格を決めてコインを交換してくれます。この方式を自動マーケットメーカー(AMM)と呼びます。UNIはこのプロトコルの運営(投票)に使うガバナンストークンです。
- 「ユニスワップ」と「UNI」は同じものですか?
- 「ユニスワップ(Uniswap)」はコインを交換する取引所(プロトコル)の名前で、「UNI」はその取引所をどう運営するか投票するときに使うトークンです。ユニスワップ独自のブロックチェーンはなく、UNIはイーサリアム上で動くERC-20トークンです。
- 注文板がないのに、どうやって価格が決まるんですか?
- 2つのトークンをプールにまとめておき、その数量を掛け合わせた値が常に一定になるよう(x·y=k)価格が自動的に決まります。片方のトークンをたくさん買うと、プール内でその分が減り値段が上がります。人が値段を叫ぶ代わりに「数学の式」が価格を決めてくれます。
- どこで買えますか?
- UNIトークンはほとんどの暗号資産取引所に上場しており、CoinbaseやKraken、Binanceなど主要プラットフォームで購入できます。(これは一般的な情報提供であり、特定の取引所の推奨や投資勧誘ではありません。)
⚠️ 投資助言ではありません。すべての数値は情報提供のみを目的としています (MOCK · 2026-06-04).