📒 図鑑 · インフラ · クロスチェーン

クアント QNT

バラバラなブロックチェーンどうしを会話させる、通訳コイン

🎭 「Overledger(オーバーレジャー)」型:多数のチェーンをつなぐソフトウェアで、QNTはその利用料

🌉 ブリッジ📜 スマートコントラクト💸 決済型
ALTROOKIE CODEX

💬 「ビットコインはあっち、イーサリアムはこっち、二つは口も利かない? メッセージを渡してください。私が届けます。 🌉」

💬 ひとことで言うと
  • クアントの使命はたったひとつ:バラバラなブロックチェーンどうしを会話させること
  • それを実現するのがOverledger(オーバーレジャー)というソフトウェア。QNTはそれを使うときに支払うトークンです。
  • 発行枚数は14,612,493枚に固定されており、ビットコインと同じように増えません。

📖 The Story

クアントをいちばんシンプルに理解するには、こう考えてみてください。今や世界にはブロックチェーンがたくさんあるのに、ほとんどはお互いを無視しています。ビットコインはイーサリアムの存在を知らず、銀行のプライベート台帳は公開チェーンに手が届きません。クアントは、まさにその「つながらない問題」を解決しようとするプロジェクトのコインです。

立ち上げたのはギルバート・ヴェルディアン(Gilbert Verdian)。英国やオーストラリアの政府機関でセキュリティ専門家として働いてきた人物です。彼はどこへ行っても同じ壁にぶつかりました。チェーンはどれも「鎖で囲まれた孤島」のような存在で、外とつながっていなかったのです。そこで2015年にQuant Networkを設立し、Overledger(オーバーレジャー)と呼ばれるソフトウェアを作りました。Overledgerはいわば「通訳者」で、真ん中に座って一本の接続口からビットコイン・イーサリアム・Corda・その他のチェーン全部に話しかけられるようにしてくれます。

QNTはそのすべての料金を払うトークンです。開発者がOverledger上にアプリを作れば、費用はQNTで精算されます。トークンは2018年に登場しましたが、その設計について語るべき重要な事実がひとつあります。最初に約2,400万枚が作られ、同年9月に940万枚がバーン(焼却)されました。残ったのは14,612,493枚で、この量は永久に変わりません。

📊 ステータス

相互接続性実需の強さ希少性価格変動成熟度
🔗相互接続性 チェーンをつなぐことが存在意義
🏗️実需の強さ 銀行・機関投資家向けを想定
💎希少性 14,612,493枚で固定(インフレなし)
🎢価格変動 日々の値動きが激しい
🪨成熟度 会社2015年、トークン2018年

🧩 どう動く?

クアントは独自のブロックチェーンを作りませんでした。代わりに、Overledger(オーバーレジャー)という橋を複数のチェーンにかけました。ビットコイン・イーサリアム・Hyperledger・Corda・BNBチェーンなど多数を対象にしています。この橋を使う開発者は、複数チェーンにまたがるアプリをひとつの接続口で作ることができ、使うたびにQNTで通行料を支払います。なお、QNT自体はイーサリアム上のトークン(ERC-20)で、イーサリアムのセキュリティを借りている形です。

🏝️バラバラなチェーン₿ · Ξ · Corda…🌉Overledger の橋チェーンをつなぐOS🎟️QNTで通行料を支払う橋の利用料
🏝️ バラバラだったチェーンが 🌉 Overledger の橋でつながり、使うたびに 🎟️ QNT で通行料を支払います。

🌗 Light & Shadow

⚔️ 強み
  • 地味だけど本物の問題(チェーンどうしが話せない)を正面から解こうとしている。こういう切り口のプロジェクトは多くありません。
  • 発行枚数が14,612,493枚に固定されていてインフレしない点はビットコインと同じ設計(新しいコインは永遠に作られない)
  • 創業者は国際標準規格(ISO/TC 307)の策定にも関わっており、標準化団体や大手機関との太いパイプを保っています
🛡️ 弱み
  • クアント独自のチェーンはなく、QNTはイーサリアム上のトークンです。つまりイーサリアムに何かあれば影響を受けます(イーサリアムのセキュリティに依存)
  • すべてはOverledgerが実際にどれだけ使われるかにかかっています。普及が進まなければ、価格を支える根拠が薄くなります。
  • テーマが地味で技術的なため、一般の注目を集めにくく、それでいて価格の上下は激しいという組み合わせが悩ましいところです

🧬 進化系統図

クアントは誰かのフォーク(コピー・分岐)でも、兄弟コインでもありません。最初から独自の「相互運用プロトコル」として作られた独立プロジェクトです。ただし、QNTトークン自体はイーサリアム上のERC-20として発行されており、イーサリアムのエコシステムに「乗っかっている」形です(独自のL1ではありません)。

Ξ イーサリアム 🌉 クアント (ERC-20)

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❓ よくある質問

クアント(QNT)とは何ですか?
離れ小島のように孤立したブロックチェーンどうしをつなぐ「ブロックチェーンOS」プロジェクトです。核心はOverledger(オーバーレジャー)というソフトウェアで、ビットコインやイーサリアムなど多数のチェーンをひとつのAPIにまとめます。QNTトークンはその利用料として使います。
クアントは独自のブロックチェーンを持っていますか?
いいえ。クアントは独自チェーンを作りませんでした。QNTはイーサリアム上のERC-20トークンで、イーサリアムのセキュリティを借りています。Overledgerもブロックチェーンではなく、多数のチェーンをつなぐソフトウェアです。
QNTは全部で何枚ありますか?
発行上限があります。総量は14,612,493枚(約1,461万枚)で固定されており、増えることはありません。最初に2,400万枚が作られ、同年9月に約940万枚がバーン(焼却)されて今の枚数になりました。ビットコインと同じように、増えない設計です。
誰がいつ作ったのですか?
サイバーセキュリティの専門家ギルバート・ヴェルディアンが、コリン・パターソン、パオロ・タスカとともに立ち上げました。会社の設立は2015年、QNTトークンのICOは2018年5月で、約1,100万ドルを調達しました。

⚠️ 投資助言ではありません。すべての数値は情報提供のみを目的としています (MOCK · 2026-06-04).